2016年5月31日火曜日

自分の星を知る勉強会に参加してきた。

ホロスコープとはとってもとっても簡単に言うと、
 自分の生年月日と出生場所に配置された
 太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星 ・冥王星という10の惑星と、 
 「エレメント(火、土、風、水)」クオリティ(活動、固定、柔軟)」「性別(男宮、女宮) 
 の組み合わせから読み解ける12サイン
(「私は牡羊座です」の「牡羊座」は、12あるサイン(星座)のうちの一つです)
からなる配置図を読み解くことです。






そもそもホロスコープとか星占いとか占星術で言われる星座って、
     誰でも知ってるけど、自分が生まれたときの星、程度にしか知らなくないですか?
          自分が生まれたときの太陽が牡羊座の位置に配置されていたから、 
自分は牡羊座なんですって。 
そんなことも知らないブログ主も大いに勉強になりました。


    私たちがいつも星占いで見ているのは太陽の位置で示される、
表の顔(意識の顔)。
太陽の位置にある星座のみを意識しているけれど、でもそれって表の自分にすぎません。
     つまり、自分の星を知るということは、ほかの天体の位置も知ることにつながる。


        だから、裏の顔(無意識の顔・内なる子ども)である月にも意識してみましょう、
ということなんです。


  月の位置にある星を知るということは
  無意識(潜在意識)の中の自分の性質を
   知ろうということなのですね。
   つまりは自分と対話してみるということ。



家族やパートナーの星の位置を知ることで、
その子(人)の特性を知り、可能性を知り、潜在的な力を知る。

これってしようとしてもできてないし、
そもそも日々に追われてあえて考えてこなかった問題でした。 




講師の豊田さんがお話をしている間、ホロスコープをみながら、 
占星術ってマンダラみたいだな・・・なんてふと考えていました。 
家に帰って、本棚の奥にしまってあったマンダラの本をパラパラめくってみたら
そのような部分がやっぱりあった。





 占星術は円宇宙的リズムの本質と影響を扱う体系であるので、 
これまたマンダラによって特性が示される。
天体の性質しかもたないと普段考えられている12宮の象徴は、 
実はさまざまな心理学的プロセスや地球上のプロセスを示している
近年ディーン・ラジャーは占星術の統合的機能、 
ならびに占星術とマンダラの関係について秀れた論述をしている。

『個々の人生の指針(バース・チャート)はそれぞれの人生のマンダラである。 
それはその人の個人化のプロセスの青写真である。 
よく理解してこれに従うことは「意識的な道」に従うことである。 
それは「作用する全体」の道であり、
全体としての自己を積極的に実現する道である。』
 (中略)
マクロコスモス的全体性と、ミクロコスモス的全体性をもったこの
生命サイクルのリズムのマンダラ」には、創造的生命の基礎がある。
これらのリズムには必然性があり、 
その必然性は人間がたえず適応していかなければならない真理である。

「マンダラ」ホセ&ミリアム・アーグエイス 青土社 




             そういえば曼荼羅の寺である東寺を建てた空海は、 
               宿曜占星術という秘法をもたらしたんですね。                                                     
                          空海の占星術

『本来あるべき姿を見失って、少しも安らぎを得られない私たちの心の奥底にある本質的なものーそれを理念的・体系的に表現したのが曼荼羅である。』 
「東寺の曼荼羅図」東寺宝物館 
   




やっぱりホロスコープってマンダラみたい!

占星術の話がマンダラに行きついてしまいました。

 生活サイクルのリズムのマンダラ


占星術や占いって、天体を身近に感じられる神秘的な部分と、 
計算して分析する科学的な部分があり、
その両方を肯定的にとらえ可視化することにより、 
物事を現実化していく錬金術みたいだな、なんて思ってしまいました。
無意識のお話を聞きながら、そうだ、ユングを読もう、と。
でもその前にまんだらけにも行きたくなった。今どんな風になってるんだろう?



次回の勉強会は、もう少し時間を延長することも考えています。
















 

0 件のコメント:

コメントを投稿